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エコチル調査とは、子どもたちが健やかに成長できる地球環境を未来に残すため、環境省が2011年から実施している大規模調査です。

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子どものうちから強い骨をつくろう!

千葉大学予防医学センター(小児科医)高谷 里依子 先生


近年、子どもの骨折が増加しています。
統計によると、学校(学校行事を含む)における骨折は、1970年にくらべて2000年には2倍以上に増加していることがわかりました。
骨折が増加した要因のひとつとして、幼少期からの運動の量や質が低下し、これに伴い骨折を回避する身体能力や骨強度が低下しているためと考えられます。


■子どものうちに丈夫な骨を!

骨量が最も増えるのは思春期の前半から中期にかけてです。
骨量はおよそ20歳でピークに達し、その後、骨量が増えることなく、中年期から老年期にわたって、徐々に減少していきます。
つまり、心身の発育時期にどれだけ丈夫な骨をつくったかが重要です。成長期に骨量を高めると、将来の骨粗しょう症の予防にもつながります。



<2021年3月発行「ちばエコチル調査つうしんVol.18」より転載>

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