エコチル調査とは、子どもたちが健やかに成長できる地球環境を未来に残すため、環境省が2011年から実施している大規模調査です。
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調査の内容
全国15地域、10万組の子どもたちとそのご両親にご参加いただき、お子さんがお母さんのお腹の中にいるときから13歳になるまで、健康状態を定期的に調べていきます。
参加者募集期間は終わりましたが、本格的な調査と解析は2032年まで続きます。
調査は2011年に始まり、最初の3年間で妊婦さんに参加登録していただきました。その後13年間追跡調査を行い、その後2032年までの5年間でデータの解析を行う予定です。
参加者の皆さまにご協力いただいているのは、大きく分けて下の二つの項目です。
エコチル調査の流れ
※お子さんが小学校に入学されてからの質問票は、誕生日と学年の後半の2回の送付となります。
ご提供いただいた試料やデータは、分析後も長期保存して将来の研究に役立てます。
試料・データからは、個人が特定される情報を取り除き、照合のための番号をつけ、取り扱うスタッフを限定した上で、細心の注意を払い厳重に管理、保管します。
化学物質の健康への影響を明らかにします
すべての化学物質が有害というわけではありません。
有害であることがわかり使用禁止になっているが環境に残っているもの、有害かもしれないがどのくらい影響があるかわからないものなど、とくに健康への悪影響が考えられるものについて調べます。
化学物質以外のものの健康への影響を探ります
子どもの健康に影響するものは、化学物質だけではありません。さまざまなものが複雑にかかわっています。
○食生活 ○生活習慣(運動・睡眠など) ○居住環境 ○養育環境 ○感染症
○遺伝子(親から受け継いだもの・子どもの体内で変化したもの)